広葉樹雑記 2012年
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2012/10/07 挨拶状ドットコム 今回はオリジナル年賀なし
2008年用から毎年、自社の年賀状印刷用のオリジナル年賀はがきを販売していた「
挨拶状ドットコム」(株式会社にっこう社)が、今回2013年用はオリジナル年賀はがきの販売をやめてしまいました。
2012/10/04 オリジナル年賀はがき 西本願寺、大網白里町
2013年用オリジナル年賀はがき情報を2点お知らせします。
★西本願寺
昨日、西本願寺オリジナル年賀はがきの販売案内のダイレクトメールが届きました。
浄土真宗本願寺派・本願寺(西本願寺)は、2009年用から毎年、親鸞聖人750回大遠忌
(だいおんき)のオリジナル年賀はがきを作成してきましたが、大遠忌が終わった今回も、引き続きオリジナル年賀はがきを作成します。
料額印面はリーフレットの図版ではオリジナル年賀専用の「蛇の目」になっています。用紙はインクジェット紙と無地再生紙の2種ですが、オリジナル図版は共通です。
くじ番号部分の図版は、国宝になっている書院の対面所(鴻の間
こうのま)です。
価格は枚数によって異なりますが、50枚の場合は3800円、100枚の場合は6800円、どちらも送料込みです。リーフレット添付の振替用紙で申し込むことになっていますので、購入をご検討の方は取扱事務局の(株)リーヴにリーフレットを請求してみてください。
(リーフレットには特に記載されていませんが、「インクジェット紙」と「無地再生紙」の両方を購入するときは、両方を合算した枚数の価格が適用されます。)
なお、裏面図案入りもあります。
(画像はリーフレットより)
★大網白里町
千葉県の九十九里浜に面した
大網白里町(おおあみしらさとまち)が、来年1月1日の市制施行を記念してオリジナル年賀はがきを作成します。
料額印面は、広報誌の図版では一般販売用の通常紙無地と同じ「富士山と門松」になっています。
販売枚数は5万枚で、10月1日から予約を受け付けましたが、早くも10月3日に予約が販売枚数に達してしまいました。
(画像は大網白里町の広報誌より)
2012/10/03 名古屋支店、名古屋緑支店の日付印
10月1日に郵便事業会社と郵便局会社が合併し、郵便事業会社の支店と郵便局が統合されました。支店と局とで名称が異なる場合は郵便局名が採用されることになり、中央局併設支店をはじめ、いくつかの支店の名称が変更されました。
名古屋市内では
名古屋支店と
名古屋緑支店が、それぞれ
名古屋中央郵便局と
緑郵便局(日付印上は愛知・緑)に統合されました。
名古屋支店は8月26日に、名古屋緑支店は最終日の9月30日に日付印を押印しましたので、印影をお見せします。

名古屋支店と
名古屋支店名古屋駅前分室

名古屋緑支店
2012/09/24 名古屋港、熱田、瑞穂支店 ゆうゆう窓口営業時間短縮
名古屋市内の郵便事業会社支店ゆうゆう窓口(時間外窓口)は、全18店舗が全日24時間営業でしたが、名古屋港、熱田、瑞穂の3支店の営業時間が「諸事情により」
2012年9月23日(日)から短縮されてしまいました。
ゆうゆう窓口営業時間
| 支店 | 2012/09/22まで | 2012/09/23から |
| 名古屋港支店 | 全日 0:00〜24:00 | 全日 8:00〜21:00 |
| 熱田支店 | 全日 0:00〜24:00 | 平日 8:00〜20:00 土曜 8:00〜17:00 日休 9:00〜12:30 |
| 瑞穂支店 | 全日 0:00〜24:00 | 平日 8:00〜21:00 土日休 8:00〜19:00 |
従前は全日24時間営業だったのが、深夜を中心に営業休止時間が設けられてしまいました。特に熱田支店の大幅な営業時間短縮には衝撃を受けました。
このたび営業時間が短縮された支店はこの3支店のみで、他の支店は従前どおり全日24時間営業を継続します。ただし、名古屋支店名古屋駅前分室は10月9日の仮店舗移転後は全日9:00〜23:00の営業になります。また、名古屋南支店も営業時間短縮の話があるとのことです。
営業時間が短縮された支店は、どれも名古屋神宮支店近辺の支店で、名古屋神宮支店に近いほど営業時間が短くなっていることに気付きます。
近辺に名古屋神宮支店があるから、ゆうゆう窓口の営業時間を短縮しても問題ないだろうと郵政は判断したものと思われますが、ゆうゆう窓口は郵便物の引受だけでなく、あて先不在で預かっている郵便物を交付する窓口でもあり、この3支店が集配を担当する港区、熱田区、瑞穂区在住の人にとっては、利便性が大幅に損なわれてしまったことになります。
また、この3支店に設置されているポストの取集時刻も同時に変更され、深夜の取集が廃止されました。
2012/04/30 manaca・TOICA相互利用記念カード購入(4月21日)

JR東海のIC乗車券「TOICA(トイカ)」と、名古屋市交通局、名古屋鉄道などのIC乗車券「manaca(マナカ)」が、4月21日から相互利用できるようになりました。それを記念したカードが同日に発行されるということで、当日午前5時から金山駅で並んで購入しました。
発行された記念カードはTOICAが1種、manacaが2種の計3種です。manacaは2種といっても、発行元が市交系の「名古屋交通開発機構」と名鉄系の「エムアイシー」の2者に分かれているだけで、表面の図案は同一です。
TOICAとmanacaの表面は連続図案になっています。TOICAの背景がカラフルなのに対し、manacaの背景が薄い単色になっているのは、manacaは記念カードにも定期券が載せられるからでしょう。記念TOICAには定期券を載せることはできません。
発行枚数はTOICAは1万枚、manacaは各1万枚(両者で2万枚)で、どちらも当日早々に完売しました。今回は3回並ぶ必要があり、じつはTOICAは購入できなかったのですが、通りすがりの人とTOICA-manacaのトレードをして、何とかTOICAも入手することができました。
当日はマイミクの人も午前5時から同じ金山駅で並び、購入後は駅内の喫茶店でおしゃべりしました。「マイミク」とは、会員制サイト「mixi(ミクシィ)」内の友人のことです。
2012/03/31 常滑郵便局セントレア分室 時刻18-24最終日
2012/02/26の雑記に書いたように、常滑郵便局セントレア分室の営業時間が3月26日(月)から大幅に短縮されました。その前日の25日(日)は最終の日曜営業日でしたが、同時に、日付印時刻表示「18-24」の最終日でもありました。そこで、当日、日付印を押印しにセントレア分室に行きました。
時刻表示のある日付印は和文印2種(金属印、インク浸透式印)と欧文印1種(金属印)だけですが、ついでにローラー印2種(和文、欧文)と風景印も押印しました。
2012/03/25 岐阜・愛知版エコー「麗澤瑞浪中学・高等学校」 4月20日発売
常連広告主「麗澤瑞浪中学・高等学校」のエコーはがきが、4月20日に岐阜県、愛知県の一部で発売されます。

発行日:2012/04/20(金)
広告主:学校法人廣池学園麗澤瑞浪中学・高等学校
販売地域:岐阜県瑞浪市、多治見市、土岐市、恵那市、中津川市、愛知県春日井市
※ゆうゆう窓口では販売されません
発行枚数:6万枚
料額印面:鳥と手紙
東海支社報道発表資料
2012/03/11 7周年記念リニモカード先行発売

名古屋近郊の、おもに長久手市内を走行するリニアモーターカー「リニモ」の開業7周年記念リニモカード(磁気式の乗車券カード)が明日3月12日に発売されますが、きょう開催のリニモ沿線ウォーキングのゴール地点になっている愛知高速交通本社で先行発売されるというので、記念カード目当てにウォーキングに参加しました。
公式サイトのリリース PDF
ゴールの本社屋ロビーで記念カードが販売されていましたが、1000円の記念カードにキーホルダー、はがき、ペーパークラフトを詰め込んだ「記念セット」が同じ価格で100セット限定で販売されていて、得した気分です。なお、記念セット完売後は、単体で記念カードを販売していました。
本社工場も開放され、普段見られない工場内部を見学することができました。きょうは東日本大震災1周年の日で、社屋前には日章旗の半旗が掲げられていました。
名古屋の交通各社では、昨年2月にIC乗車券「マナカ」が導入されましたが、リニモではマナカが導入されず、現在でも旧来の磁気カードが販売されています。
2012/03/09 長崎・熊本版エコー「島原市」 3月30日発売
常連広告主「島原市」のエコーはがきが、3月30日に長崎県、熊本県の一部で発売されます。

発行日:2012/03/30(金)
広告主:島原市
整理番号:長崎・熊本−31
販売地域:長崎市、島原市、熊本市
発行枚数:5万枚
料額印面:鳥と手紙
九州支社報道発表資料
九州支社は報道発表資料で整理番号を明示してくれるから助かります。
2012/03/07 今年最初のエコーはがき 3月19日に香川県で発売
2012年最初のエコーはがきが、3月19日に香川県で発売されます。
発行日:2012/03/19(月)
広告主:香川県健康福祉部子育て支援課
販売地域:香川県全域
発行枚数:5万枚
料額印面:海
四国支社報道発表資料
ここ最近、エコーはがきの発行件数が激減し、1981年10月から続いていたエコーはがきの毎月発行は、昨年4月の発行件数ゼロで途切れてしまいました。そして今年は、1月、2月の発行件数がゼロでした。
2012/03/03 鈴鹿サーキット開場50周年の小型印

2012/02/22の雑記でお知らせした三重県鈴鹿市、白子郵便局の「鈴鹿サーキット開場50周年」の小型印です。郵頼したのが、きょう届きました。
2002/11/01発行のエコーはがき「鈴鹿市」(#13910)に押印してもらいました。10年前のエコーですが、小型印にふさわしいと思い、使ってみました。10年前で市制60周年だから、今年は市制70周年ということですね。
エコーはがきと記念印の組み合わせというのは、なかなか面白いものです。私もいくつか持っていますので、いずれ紹介しましょう。
2012/02/29 サークルKで鉄道のクリアファイルをもらう

きょうは4年に一度の閏日ですので、記念に何か書こうと思います。郵趣ネタでなくて申し訳ありませんが、寸葉ネタということでご容赦を。
きょう、郵趣会の会報を印刷しにサークルKに行ったら、棚にA5判サイズの鉄道のクリアファイルが置いてありました。特定の菓子2個、または菓子詰め合わせバッグ1個で1枚もらえるのですが、5種あるうちの2種が路面電車(函館市、広島電鉄)でしたので、さっそく菓子を購入してクリアファイルを入手しました。詰め合わせバッグには「鉄道むすめ」というキャラクターのカードが1枚入っており、これも購入してカードの封を開けたら、運良く広島電鉄のキャラクターでした。
このキャンペーンは既に2月15日から実施されており、明日3月1日で終了してしまいます。しかし、終了間際なのにクリアファイルがまだ残っているということは、あまり人気がないということでしょうか。
2012/02/26 常滑郵便局セントレア分室 貯金窓口廃止・土休日休業へ

きょう、愛知県常滑市の中部国際空港(セントレア)に開設されている常滑郵便局セントレア分室に行ったところ、衝撃的な張り紙がありました。
3月26日(月)から
貯金窓口を廃止し、郵便窓口も時間短縮の上、
土休日は休業するというのです。曜日に関わらず朝8時から夜8時まで営業する、利便性の高い郵便局が、これでは只の小局になってしまいます。貴重な日曜営業局がなくなってしまうのは非常に残念なことです。
ATMは、硬貨使用不可、通常払込み不可の機械に置き換えるようですが、稼働時間は延長されますので、ほとんどの利用者にとっては改善になるでしょう。素直には喜べませんが。
常滑郵便局セントレア分室 営業時間の変更内容(2012/03/26変更)
郵便:毎日8:00〜20:00 → 平日9:00〜17:00
貯金:平日9:00〜16:00 → 廃止
ATM:平日8:00〜20:00 土休日9:00〜17:00 → 平日7:00〜20:00 土休日8:00〜20:00
2012/02/23 極端なオフセンター

左図の切手は、昨年11月の郵趣会の例会にて収友から頂いた62円オオイトカケガイのコイル切手のオンピースです(画像クリックで拡大画像)。上の目打は印面に掛かり、下の目打の山には下段の印面がわずかに見えている、極端なオフセンターです。エラーかどうかは微妙なところですが、日本切手でこれほどのオフセンターは珍しいものです。
2012/02/22 愛知・稲武郵便局風景印図案改正

愛知県の山間部に位置し、岐阜県、長野県と接している豊田市旧稲武町の稲武
(いなぶ)郵便局の風景印が、2月21日に図案改正されました。愛知県内では今年最初の新風景印です。
旧印には稲武町内の黒田ダムが描かれていましたが、新印には2010年10月に完成したばかりの「風のつり橋」(人道橋)と、入浴施設もある道の駅「どんぐりの里」のマスコット「グリッピー」が描かれています。
左図は自作の図案改正記念はがきです。「旧東加茂郡稲武町」とありますが、稲武町はもともと北設楽郡
(きたしたらぐん)だったのが、2003年に東加茂郡に編入され、2005年に東加茂郡の全町村が豊田市に編入合併されて現在に至っています。
★小型印情報
三重県鈴鹿市の白子
(しろこ)郵便局にて、3月1日(木)から、鈴鹿サーキット開場50周年の小型印が使用されます。使用期間は来年2月28日までの1年間です。
詳細は日本郵便のサイトをご参照ください。
http://www.post.japanpost.jp/stamp/kogata/
「郵趣ウィークリー」未掲載ですので、ここにお知らせします。
2012/02/20 シンガポール1985年発行普通切手の版違い

左のアルバムリーフは、地元郵趣会の例会で企画された1リーフ展に出品した作品です。シンガポール普通切手の版違いを紹介したものです。
(画像をクリックすると拡大画像がごらんになれます)
今日の雑記はエコーはがきとは関係ない内容ですが、「広葉樹雑記」では、エコーはがきに限らず、郵趣ネタを広く取り上げます。
シンガポールで、1985年に昆虫図案の普通切手12種(低額8種、高額4種)が発行されました。当初は日本の大蔵省印刷局で製造されましたが(初版)、低額8種は、のちにオーストラリアのリー・マードン(Leigh-Mardon)社で製造されました(改版)。両者を比較すると、図案のトリミング(原図から印面に使用する部分を切り取ること)がわずかにズレていて、容易に区別がつきます。なお、トリミング以外にも相違点があります。
スコットカタログ2007年版によると、低額8種の評価合計は、未使用、使用済とも初版は3.40ドルなのに対し、改版は
259.50ドルと驚きの評価が付けられています。未使用はともかく、当時、外国キロボックスから容易に見つけることができた使用済にこんな評価はないでしょう。
2006年11月にふるさと切手三重版「海女と浜木綿」が復刻発売した際、印刷所が従前の印刷局から凸版印刷社に変更されました。このとき頭をよぎったのが、このシンガポール普通切手の版違いでした。両者を比較すると、果たして、トリミングのズレが認められました。
外国切手を収集していると、日本切手にも応用が利くことを実感した事例です。
2012/02/10 追記がないため検索できない場合の対処法
「広葉樹」では、図版に広告主が記載されていないものについては、図版に記載されている広告主通称、商品名、施設名などを広告主名に追記していますが、1996年以降のものについては、すべての図版を収録した文献がなく、追記ができないものが多く存在します。
これから述べるのは、追記がないため、検索できない場合の対処法です。

「広葉樹」利用者から、検索しても見つからず、収録もれかもしれないエコーはがきがあるとのメールをいただきました。左図が問題のエコーです。不鮮明な画像ですが、上部に「神鍋高原」、下部に「ゆとろぎ」「グリーンクロスクリスノ」の施設名が記載されています。料額印面は50円山びこ、郵便番号枠は5桁です。
確かに広告図版に記載の名称では検索できませんでした。しかし、施設を宣伝するエコーの場合、広告主は通常、運営会社になっています。そこで、インターネット検索で運営会社を調べたところ、「ゆとろぎ」は日高振興公社、「グリーンクロスクリスノ」は栗栖野観光が運営していることが分かりました。
次に「広葉樹」で運営会社を検索したところ、どちらも常連広告主らしく、複数引っかかりました。
日高振興公社は5件、栗栖野観光は13件ありました。このうち、料額印面が50円山びこ、かつ郵便番号枠5桁(1997年末まで)の条件に合うものは、日高振興公社2件、栗栖野観光3件です。このうち栗栖野観光3件は「エコーはがきデザイン集」(1995年発行分まで刊行)で図版を参照したところ、どれも別図案でした。
残ったのは、以下の2件です。
#8613 1996/05/15 兵庫−228 (株)日高振興公社
#9491 1997/04/28 兵庫−251 (株)日高振興公社
これ以上は残念ながら調べることができませんでしたが、断定はできないものの、この2件のどちらかである可能性が高いでしょう。このように、インターネット検索を併用すれば、「広葉樹」の不備をある程度補うことができます。
(この例では「エコーはがきデザイン集」の助けも借りたのですが)
余談ですが、この雑記の執筆過程で#6277の追記もれを発見してしまいました。早速正誤表に掲載しました。
(#4192は広告図版に漢字で「栗栖野観光」と記載されています)
2012/02/08 私が「広葉樹」を公開するわけ
1998年から公開している「広葉樹」の制作には、かなりの労力と金銭を費やしました。これを無償でネットに公開するのは、好きでやっていることとはいえ、じつに酔狂な話です。しかし、それでも無償で公開するのは、ネットで受けた恩はネットに返すという考えに基づくものです。
直接の動機は、1990年代、パソコン通信の郵趣のコミュニティで、参加者のひとりが約2万局もの郵便局データを収めたデータベースを制作したことに感銘をうけたことです。ダウンロードしてデータベースソフトに取り込むと、瞬時に局の検索ができて、感動を覚えました。しかもこれを一個人が制作したのだから、その苦労やいかに。これが「広葉樹」公開のモチベーションになりました。
しかし、ネットの恩はこれだけではありません。数多くのフリーソフトやウェブサイトで、どれだけ恩恵を受けていることか。このファイルをサーバにアップロードするのに使用するソフトも「FFFTP」というフリーソフトです。何かを調べるならウィキペディア、小説を読みたいなら青空文庫。エコーはがきに関しても断片的とはいえ図版入りリストがいくつか公開されています。これらの恩恵に応える最良の方法は、自らもコンテンツを提供することではないかと思うのです。
私にとって、それは「広葉樹」の公開なのです。
2012/02/07 広葉樹雑記を始めます
「広葉樹」をご利用いただき、また、当サイトをごらんいただき、ありがとうございます。
2001年から「広葉樹」サイトを開設していますが、こんにちまで簡素なサイトでした。そこで、郵趣家諸氏のサイトのように、私も「広葉樹」や郵趣に関する雑文を随時書いていこうと思います。
なお、当サイトは郵趣家を対象にしていますので、「実逓便」とか「満月印」とかいった郵趣用語も注釈なく使用します。

「広葉樹雑記」だから「広葉樹」やエコーはがきの話から始めるべきですが、タイミング良く、札幌の収友から実逓はがきが届いたので、これを最初に取り上げることにしましょう。
札幌冬季オリンピック40周年を記念した、自作記念はがきです。当時の記念切手に、会場となった真駒内屋外競技場とアイスアリーナを描く札幌南支店の風景印を開幕日の2月3日付で押印しています。
ついでに、私が持っている札幌冬季五輪の郵趣品を紹介しましょう。かつて「きむら版」という初日カバーがあり、漫画家のオグラトクー氏の描くカシェが一部で人気を博していたようですが、そのオグラトクー氏がカシェを描いた、きむら版の番外編ともいうべき絵入り官葉です。だいぶ前の切手即売会で見つけたものです。
7円はがきに昭和47年(1972年)1月29日付の聖火リレー記念の小型印が押印されていますが、この直後の2月1日には、はがき料金が10円に値上げされました。
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